DUST BOX

お財布の行方

2007年05月11日 04:21:00
マニラでお財布をスラれてから約1か月経った頃でした。
エドと名乗る知らない男性から私の携帯の方にテキストメールが入って来ました。
内容は
「あなたの銀行のカードの入ったお財布を拾いました。私は レッドリボン(ケーキ屋さん)で働いています。
 ここに来ればあなたの財布をゲットできますよ」
というものでした。

神様に感謝しましたー。盗まれた財布を心優しい人が拾ってくれてわざわざ連絡をくれたなんて。。。
私、財布の中にNGOでお世話になった日本人の友達の名刺と、パスポートコピー、そして自分の携帯番号の書いてあるカードを入れてあったんです。それでエドは私を付きとめ、連絡をくれました。
フィリピンで盗まれた財布が帰ってくるなんて100%ありえないと思っていたので、
それはそれはラッキーでした♪

バギオにいた私はすぐ5時間かけてマニラに行きました。が。
もし、その人が悪い人だったら。。。という疑いもあり、真光左藤さんとTeacher Carlaに一緒に行ってもらいました。

疑いはなんのその、エドはかなりとっても良い人でした♪ 疑ってごめんね。。
中身を確認したところ、お金が入っていました♪

何円かって?
  1円にも満たない小銭でした。。。。
400円程度盗まれたものの、銀行のカードやらは残っていました♪
(貧乏人から財布を取っても儲けにはならないっつーの!へへ)

おそらく犯人はお金だけ盗って財布を捨てたのでしょう。
それで心優しいエドが拾っちゃったものだから、これは届けないと!と思ってくれたのでしょうか。。。
彼は「フィリピンの悪い人達にとってあなたのような外国人は大好物の被害者ですよ。
今後は気をつけてね」
と言って財布を返してくれました♪

親戚の今ガンと戦っているおじちゃんが買ってくれたアニエスのお財布。
物使いの荒い私なのでもうボロボロだけど、これ2年くらい使っています。
巡り巡って私の元へ返って来ました。


私はその夜またレッドリボンを訪れ、エドと一緒にケーキを食べました♪