Diary

文化と文明

2007年08月06日 12:34:00
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バギオで環境保護に関わる活動を行なっている「Collderiara Green Network」というNGOがあります。とある使命を任されようとしている私はその下調べ+観光でフィリピンの北部、コルディリアラ地方にある山岳地帯に行って来ました。

バギオから北に車で約6時間。窓から下を覘くと数百メートル下の景色が見えます。崖っぷちの狭ーい山道をガタンゴトン、頭はぶつけるわお尻は痛いわ、、、笑うしかないね。
って感じの車の長い道のりでした。

イフガオ州のハパオという所に夜中の4時頃着き、そこでまず見たものは夜空全体をうめ尽くす程の
「星」
正直これほどの星は「キレイ」というよりも「気持ち悪い」という印象を受けました。
宇宙にはこんなにたくさんの星が存在しているのね。。。

そしてその空気の済んだ山の中で暮らす人々の瞳のキレイなこと。曇っている私の瞳ではじっと見つめると自分の中にある曇りを見透かされそうな、恥ずかしさを覚えました。


そして。私の見たかったもの。
「ライステラス」と呼ばれる「棚田群」です。写真でごらん頂いているのは「田んぼ」です。
ちなみに2つ目の写真はそこに住む原住民、イフガオ族の方々です。

この辺の棚単田群はユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されています。

そして「危機遺産」でもあります。
このライステラスを維持していくのはとても困難で、数年後には50%の田んぼが休耕田になると言われているそうです。

というのは。
「文明」の発達による「文化」の破壊。

文明社会でお金が無ければ生きて行けない世の中、自給自足の生活でどうやって電気代を払える? 
森林伐採による崖崩れ、水不足、更に「文化遺産」という名誉によって観光業が増えたのも文化が壊される原因の1つだそうです。



私はこの3日間山に登り、自然と戯れ、「生きる」ってことのシンプルさを教えられました。人はお金が無くても生きていけたはず。自然の木々と草花と水と肉食動物で生き延びてきた私達のご先祖様。そのシンプルな衣食住が文化の始まり。
私はその文化をもっと知りたい、人間に戻りたい。と思い、決めました。
山に住んでみようと思います。


電気のない、お湯のない、肉のない、コーヒーのない、インターネットのない生活。。。
そこには何が無くて何があるのかしら?  
それを見てみたいです。

そこに住む人達は電気がないから夜やることがなく、やることと言えば子供作りくらいだそう。。。
どうしよう、、、夜やらしい声が山の奥からやまびことなって聞こえてきたら。。。
どうしよう、、、私も子供つくっちゃったら。。。 あはは


あーあ、また引越だ。。。。 何回目だろう。。。。もう数えられない。。。。