DUST BOX

守るべきもの

2007年03月20日 20:22:00
NGOでお世話になったフィリピン人スタッフの住むスラムで大火事があったとの情報を聞き、
やじうまのごとく私は飛んで行きました。

小さな家が密集している地区なので火事の周りが早いわりに、こっちの消防車は行動が遅いので
江戸みたいにすぐさま大火事に。

最初の私の印象。。

確かに周りは黒こげだけど、確かに焼けたニオイするど、、、
確かにおじちゃんが屋根を建設してるように見えるけど。。。。

え、でもどこに火事があったの? わからないんですど。。。。
家燃えちゃったんだよね?無くなっちゃったんだよね?
だってみんな働いてますよ? 昨日だよね、火事のあったのって。え、だってみんな笑ってますよ? 
え?なんて?
••••笑うしかないって??

火事当時から1日後。。。
「ちょっと〜 あなたの家どこよ〜?」
「私の家?それがね〜、昨日燃えちゃったのよ〜」
「あら、本当? 奇遇ね〜 私もなのよ」
「あらま、それは大変。どうしましょうね〜これから」

「とりあえず、笑いましょう」

1日前は家が無くなって一緒に泣いていたお隣りさんと、次の日にはこの会話。。。。

「家無くなっちゃったねー」という私に
「家無くなっちゃったのよー、ちょうだい」
というおばちゃん。

さあ、みんな、この人達に何を思う???

というわけっで、みきおばりに一句♪

フィリピナの太陽に負ないその笑顔
負けてられない日本のみそ汁♪

ではでは。